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“生涯「青年」のつぶやき”


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このホームページは、北大青年寄宿舎の明治から昭和にかけての学生の日誌を書き起こしたものを中心にしたデータベースと直近の近況報告です。

青年寄宿舎は、平成17年に事実上その歴史を閉じ、財団も建物も形を残していませんが、閉舎の記念誌を編集して行く際に、学生の折々の日誌の中に、時代の背景と学生たちのスピリットが色濃く刻まれていることを発見し、後世に語り継ぐ意味があると判断し作業に着手したものです。 

OB有志は、原稿用紙約5000枚に及ぶ日誌を書き起こしデジタルデータ化を進めて、2010年に終えました。ホームページはその作業過程をある程度追うことが出来ます。

さらに歴史年表、日誌目次いずれかから各年の日誌をご覧いただけます。記念誌からはリアルな筆致も覗けます。

さらに、これらの日誌を題材として、2013年11月に北海道大学出版会から
宮部金吾と舎生たち〜青年寄宿舎107年の日誌に見る北大生〜
を出版しました。ご高覧いただければ幸いです。

  
 【北海道新聞】2013年末の報道記事は次の通り。(2019/08/28追加)
     2013/11/25北海道新聞夕刊  2013/12/17朝日新聞

ご感想、ご連絡などは左の掲示板「生涯青年のつぶやき」をご利用ください。








舎友短信

●2022/12/12 暫定管理人の草苅です。長らく更新が滞っていたことを思い出し、若手舎生の方にバトンタッチすべきだと気づきました。遅すぎたきらいもありますが、さっそく内部手続きに入ります。

●2021/04/09 久々の更新です。舎友会幹事から下記のメールがありましたので添付します。
〜〜〜〜〜〜〜〜
青年寄宿舎友会幹事,北大・菅原広剛でございます。
新年度を迎え皆様お元気にお過ごしでしょうか。
4/29(木祝)に青年寄宿舎舎友会2021春(オンライン懇親会)を
企画いたしましたのでご案内申し上げます

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青年寄宿舎OB,舎友会の皆様

例年秋に有志で続けておりました11/3の懇親会ですが,
昨年はコロナ禍の状況を踏まえてオンライン開催を試みましたところ
道内外5人の参加にて短時間ながらよい交歓の機会となりました。
オンラインですと遠方からでも気軽にご参加頂けることもあり,
春(候補日:北大植物園開園日に当たる4/29(木祝))にも
このような機会が設けられないかとの話が出まして,
来る4/29(木祝)に再びオンライン懇親会を企画いたしました。
つきましては,同日ご都合が付きます方々には是非下記に接続願いまして,
近況などをお話し下さればと思います。
また,連絡先をご存知の他のOBの方々もお誘い頂ければと思います。

青年寄宿舎舎友会2021春(オンライン懇親会)
4/29(木祝)13:00開始(30分前から接続受付)
’URL 安全のため省略)
参加人数にもよりますが,1時間程度を見込んでいます。
一通りお話ができましたら適宜散会といたします。
飲食しながらのご参加でも構いません。寛いでご参加願います。

元青年寄宿舎舎友会会長 T.S

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●2019/11/4 懇親会は16人のOBが参加されました。グランドホテルは正午から3時まで、そのあと、70歳前後の若手グループは赤レンガテラスへ。銀杏の紅葉を窓辺に見ながら。



●2019/08/28 青年寄宿舎OBの懇親会が来る11月4日、札幌グランドホテルで開催されます。
●2019/08/21 青年寄宿舎のOBおよび関係者のみなさま、長らく更新が滞りましたことをお詫びいたします。

当ホームページが記録保存が一段落し、舎友会が親睦のみを目的とするようになってから、親睦の会合もこれまでのようなOB全体ではなく、世代ごとに細分されて、あるいは地域ごとに進められているようです。

一方、掲示板はこのまま機能してまいりますので、なにかお気づきの点や周知事項がございましたらそちらに書き込みいただくか、お手元にあるアドレス等へ連絡を賜れば、OB各位に連絡がつくように努めますのでご利用くださいますよう。

                                       
(暫定管理人/草苅)


 










///////////『青年寄宿舎跡の碑』から//////////

 1898(明治31)年11月3日、札幌農学校学生の寄宿舎として市内北4条東2丁目に創立された青年寄宿舎は、1900(明治33)年6月、移転新築されて以降、105ヵ年の間、この地にあった。

 創立時より48ヵ年の長きにわたり舎長の任にあって舎生の札幌農学校・北海道大学学生に薫陶を及ぼされたのは宮部金吾先生である。先生が舎生にしめされた信教の自由、禁酒禁煙の二ヵ条は農学校クラーク教頭の言葉、コントロール・ユア・アペタイトに由来する自律自制の理念を説くものであった。それは寄宿舎運営の経済的自立、生活の規範などすべてがOB舎生を含んでの舎生自治に委ねられていた故に、一層深い意味を持ち続けたのである。此処に若き日々を過ごした舎生906人は心身の一隅に染みついた理念の一片を抱き、有志の「青年」として社会の前線−フロンティアへおもむいたのである。

 時は移り、社会環境、生活条件の豊かにして多様に変動する時代となった。その社会的変遷のなかで青年寄宿舎独特の存在意義、その重さを支えるべき入舎生の状況、舎屋整備の経済力などは重責に耐える努力の限界をしめすようになり、ついに閉舎の時を迎えたのである。愛惜の思いをもって此所に碑を残す。
  
  2005(H17)年11月3日
  財団法人 青年寄宿舎
         第6代理事長 奥田利恒